生きる事、死ぬ事


itsuzaiさんトコの日記を読んで色々と思い出したので自分自身の事をチト書いてみる。


俺が中学3年の卒業式の何日か前に母方の祖母*1が危篤状態になっちゃった訳。
でまぁ取り敢えず母が熊本に帰って岡山には俺と父と兄が残った訳。
母はもう祖母が危篤状態だから気が動転しちゃって『卒業式なんか出ずにこっち来い』って言って来た訳。
当時の俺としては3年間付き合ってきた中学の連れ*2と、
『卒業式の日に会えないなんてゴメンだ』って思ったから卒業式にはどうしても出たかった。
何つーか、もう俺もそこら辺で卒業だなって気じゃ無くなっちゃって。


結局その数日後に母方の祖母は亡くなった。
そして葬儀は俺の卒業式の日じゃった。岡山には俺だけ残って父と兄も熊本へ旅立った。
じゃけ卒業式の日の前の夜から卒業式の2日後まで俺は家に一人じゃった訳。
今でも『本当に祖母に悪い事をしてしまったのかも知れない』*3と思ってる。
『もう少しだけでも生きててくれれば俺も葬儀に参列出来たのに』*4とも当時は思った。


俺の同級生*5でも父親が亡くなったって奴が居て、それを聞いて自然に『可哀想だな』って思った。
そいつは何とゆーか、凄く軟派な奴じゃって。
じゃけど高校受験の帰りに一緒の電車に乗った時にたまたま頭を見たら白髪が生えてて。
『あぁ、それだけショッキングな出来事じゃったんじゃな』って思った。


そんな経験をして来て思うのは『こんなに人の死ってのは人に様々な影響を与える物なのか』って事。
普段は結構マイペースな部分のある母親でも相当気が参ってたらしいし、
普段はチャラチャラした感じの奴*6でさえ相当なショックを受けた様に見えた。
そして俺自身何とも言えない寂しさや悲しさを感じた訳さ。
まー、いつかは俺の両親も死んでしまうじゃろう。そこで俺は相当なショックを受けるじゃろう。
じゃけれどどんなどん底に居ようとも必ず俺はそこから立ち上がって行かにゃならん。
それが亡くなった人のタメにもなると思うしね。


―ま、そんな事を思い出した訳です。はい。長文でゴメンなさいね(´・ω・`)

*1:母方の実家のある熊本に住んでるんじゃけど

*2:分かるとは思うけど友人の事ね

*3:去年、焼香をあげてきたよ

*4:本当はこんな事は言うべきじゃないのは分かってるけど

*5:あんま仲良くは無かったけど

*6:表現悪いですね。ゴメンなさい