激闘!国道二号を使う神戸の旅②


○前回までのあらすじ


神戸へスターフィッシュを見に行こう』とゆー軽いノリで神戸へ行く事になった、
俺と友達4人は国道2号線をひたすらに東へ走り午前5時頃神戸へ到着。
だがしかしそこで俺らを待ち受けていたのはガソリン切れの恐怖。
その『こんな神戸の街中でしかも午前6時前にJAF呼ぶか?』とゆー恐怖心は、
夜が明けてしまいスターフィッシュを見に行く』とゆー目的も達成出来なかった事すら忘れ、
俺たち5人に必死にガソリンスタンドを探させるのであった―。




『ちょwwwwwwwww 何で神戸にはガソスタねーんだよwwwww』
きっと皆がこう思っていただろうし、実際皆口走っていた。
実際神戸の街中には24時間のガソスタがあっても良さそうなんじゃけど、
これがなかなか見当たらない。まぁ今冷静に考えりゃ午前5時じゃけん当たり前か。


『お、大分先にエネオスあんぞ!』
『よっしゃ、行ってみよう!』
(ちょっと走ってエネオス到着)
『お、看板は…光ってる!開いとるぞあのエネオス!』
『…あぁん?何で逆サイド*1にあるんなら!
『うはwwwwwwwww マジツカエナスwwwwwwwwっうぇwwww』


『お、今度はコスモ石油の看板が…っ!』
『お、だがしかし…看板は光ってない…っ!


―こんな事を5、6回は繰り返してたと思う。
繰り返し言うがこの時午前5時。当然ガソスタなんぞ開いてる事が奇跡に近いのだ。
しかしそんな事を言ってる暇など無く、必死でガソスタを探す俺達。
『あー、もういざとなったらJAF呼ぶか』
『まぁJAFの人もこんな朝っぱらに神戸の街中にガス欠で呼び出されてえー迷惑よな(w』


―そりゃそうだ。
JAFの人の立場からすりゃ『何故こんな土曜の朝っぱらに神戸の街中にガス欠で呼ばれるんだ』って話にもなる訳で。
そんな話をしつつボチボチJAFを呼ぶ事がリアルに聞こえてきたその時、
無人のセルフっぽいガソスタをハケーン。
運転手は値段がどーのこーの言ってたけど流石にJAFは嫌じゃったんで、
きっちり満タンに給油しましたとも。えぇ。取り敢えず一安心。


そしてそのガソスタ後の車内での会話―。
『なー、この後どうするよ?』
『あ、*2関西*3でも見に行くか!?』
『おお、えんじゃねそれ!?』
『でもまだ試合開始まで時間はあるで?』
『あー、なら神戸に来た記念で六甲へ行こう!』
『お、それ良いね!』



―こうして俺らは六甲山へと行く訳で。
大して誰も楽しみにして無いの分かってるが続く。

*1:俺らが走ってる反対車線の道沿い

*2:この日青森光星学院と緒戦を戦う予定の

*3:関西高校