情熱は約束を守る


俺の友達に兵庫県美大だっけかに行って、
映像を学んでいる奴が居るんじゃけれども、
そいつから『この夏に岡山県で自主映画を撮影するので協力してくれ』
と言うメールが俺のケータイに来た。


こないだ彼とは会って少しこの件について話をしたけど、
この話をしてる時の彼の目は本当に輝いていたし情熱を感じた。
普段はいつもスベってやがる彼なんじゃけれども、
こう、本当に映像や映画の事になると目の色が変わると言うか、
本当に情熱を持って監督としてこの映画に打ち込んでるんだこれが。


何つーか、ぼかぁそのメールを仕事中に受信して、
暇な時に読んだんじゃけどそのメールを読んでぼかぁ素直に、
『彼の力になりたいぜ』ってのと『こいつにゃ負けてらんねぇ』と思った。
取り敢えずぼかぁ学生映画の監督で金の無い彼のタメに、
地元で協賛してくれる企業を探す訳なんじゃけれども、
それは彼の情熱に惚れたのと彼に負けたくねぇと言う気持ちが上手く混じってて。
普段の俺なら『めんどくせー』って手でも抜きそうなタイミングなんじゃけど、
でも今回は彼の情熱をヒシヒシと感じたんだね。


うん、彼を見てると『情熱は約束を守る』って言葉がピッタリくるなぁ、
って実感しちゃうんですね。
で、それと同時に『自分にはそんな情熱があんのかなぁ』って。