11月18日

プロ14年目の今季を「野球を始めて以来最悪の1年」と振り返った巨人・李承ヨプ内野手(32)。母国・韓国ではタブーだったはずの批判も出始め、“商品価値”も下がっている。アジアの大砲の逆襲はあるのか。
 年俸6億円は日本球界最高額。だが4年契約2年目の今季、李はレギュラーシーズンの大半を2軍で過ごし、1軍ではわずか45試合出場で打率.248、8本塁打、27打点に終わった。
 日本シリーズでも18打数2安打12三振と振るわず、渡辺恒雄球団会長も「何で一度(スタメンを)降ろした李をまた使うのか」と李の起用を敗因にあげた。
 11日に帰国した李が、金浦空港で行った会見も悲壮感に満ちていた。
 「日本シリーズで負けた原因が、自分であることはよく分かっている。西武に翻弄(ほんろう)された」「準備が足りなかった。体を100%作れなかった自分の責任だ」「野球を始めて以来、最悪の1年だった。2軍にいる時間が長く、応援してくれる人たちに申し訳ない」
 8月の北京五輪では金メダルに貢献したが、来春の第2回WBCには「今の状態で出ても、さらに恥をかくだけ」と辞退を表明している。
 韓国紙記者は「辞退は仕方ないと思う。韓国でも『WBCで活躍してメジャー挑戦だ』と考えている人はもういない。しっかりキャンプで鍛えて、巨人で残り2年間、悔いのないよう過ごしてほしい」と理解を示す。
 韓国では国民的英雄の李にバッシングはご法度とされてきたが、「墜落した国民打者」(中央日報)と書かれるなど、流れは変わりつつある。
 一方、李には韓国ウォンを運んでくる役割も期待されてきた。読売グループの日本テレビは、韓国メディアから巨人戦の放映権料を得ている。
 韓国のスポーツチャンネルでは今季も連日、巨人戦を生中継。だがすでに国民的英雄の地位から落ちた李の不調が視聴者に与えた影響は、意外に少なかったようだ。
 日テレの久保伸太郎社長は「李承ヨプ選手が2軍にいる間も、向こうのチャンネル占有率はそう変わらなかったと聞いています。巨人戦そのものを楽しんでいただいている。内海選手や金刃選手は非常に人気があるそうですよ」と明かす。
 この「最悪の1年」が、これまで背負ってきたさまざまな重圧を解き放ってくれたと、李がプラスにとらえれば…。ようやく巨人の一選手として臨める来季こそ、アジアの大砲の真価が問われる。
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      /  ─    ─\   取り敢えず二岡で良かったわ
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取り敢えず日ハムに来てくれたのが彼じゃなくて二岡で本当に良かった。
確かに二岡も今年はちょっとアレじゃったけど、
要因はモナったり怪我したりしてると坂本が出て来て背番号も6になったからで、
決して彼の実力の問題じゃねーんだよな。むしろ実力はすげーと思うよ。
ポジションも二岡ならちょうどショートとサードって言う、
ちょっと*1弱いポジションじゃしさ。
 

…うん、まぁ李選手の来期の活躍を岡山から少しだけ期待しときます。

*1:日ハムが