胸がわさわさー


例えば俺以外にも沢山の人間が居る訳で、
その中から神様が選んだ人間が俺の友達になったとしようか。
多分神様は良い人じゃけん同じ様な考えを持って、
同じ事に胸を熱く出来るような人間を選んだんじゃろうよ。
だから『人見知り』って壁を乗り越えてすぐに仲良く出来るんじゃろう。


でも、そんな風にして知り合った人間とどんなに接しても、
その人間の全てを知る事なんて不可能じゃったりする訳で、
どんなに『俺はこいつの全てを知ってる』って言ってもひょっとすれば2%位しか知らないし、
相手もそれと同じ様に自分の事を2%位しか知らないのかも知んない。
でもそれってそんなに悲観的になる事でも無かったりするのかも知れないね。
例えば『天文学者が宇宙の全てを知ってんのか』って言えばそうでもねー様にさ。


そんな中で僕はあの人の何%を知ってるんだろう。
そんな中であの人は僕の何%を知ってるんだろう。






―とか何かそんな事を考えてた訳で。
うん、やっぱし夜は頭がバカになっちゃうね(笑)