たった72時間で


今日中学時代の連れと遊んでて、
『自主制作映画を撮ってる同級生の映画制作の拠点を知らない』と言ってたので、
ぼかぁ愛車のタントに乗って彼を先導し近くのコンビニまで連れて行った。
そこで彼と色々と話をしてた。

友『うましかは何かこの映画に関して協力しとん?』
俺『ああ、ここ*1の片づけからキャスティングとかをね』
友『ああ、そうなんじゃ』
俺『まー、アレさ。こんな風に「皆で1つの物を作り上げる」って事がもう無いじゃない?』
友『ああ、まぁそうじゃな』
俺『例えば学生の頃は文化祭とかあったけど…ねぇ』
友『まーねー』


ぼかぁ高校や専門の頃文化祭で色々とやってた。
模擬店を作ったり演劇をしてたり漫才をやってみたり…そりゃぁエネルギッシュにね。
でも今の会社に営業として入社して働いてると、
もうどうあがいても毎日がルーティンワークにしかなんねーのな。
そんな中でふと考えると『俺って一体何やってんだろ』と妙に悲しくなるのね。
『昔は何か1つの物を皆で作り上げてあんなに盛り上がってたのに』、と。


そりゃ若いっつーか幼かったから色んな失敗はしてきた。
でもその失敗を後悔もしちゃないし今更賛美する気もさらさら無いんだよねぼかぁ。
むしろ死ぬ前に俺の人生を振り返った時に後悔するのって今なんじゃないかなって。
振り返ってみりゃ俺の背中も随分と失敗を恐れて小さくなってる様な気がするんだ。
―そんな中で今回の連れが映画を撮影するという話。




―今思えばぼかぁ『原点』に帰りたかったのかも知れない。
営業をやってく中でリーマンになってって忘れてた大事な何かを取り戻したかったのかも知れない。
俺のお盆休みはこの日曜まで。後3日間しかない。
けどこの3日間がもしかすると、俺にとって大きなモンになるかも知んねーんだ。








…ああ、明日は7時起きじゃった。もうぼかぁそろそろ寝るとするよ。

*1:建物