うましかさんと弓道娘


今日は仕事を終えて高校の頃の友達と飲んでました。
このグループってのが男2人、女2人のグループなんじゃけど、
その中に昔色々あった弓道*1が入ってる訳です。
今まで何回かこのグループで飲んでは居たけど、
何か今日は終電で他の2人が帰って、最後は2人きりになって少し話をした訳です。


―そりゃ色々話したよ。
俺が彼女が出来て間もなかったのでそれの相談に乗ってもらってたり、
弓道娘の彼氏の話を色々と聞いたり、恋愛観の話をしてみたり。
彼女の事を好きじゃったあの頃と比べりゃぁ色々と深い話をしていたさ。
その中で少しだけ、あの頃の話になって彼女はこんな話をしていた。

俺「…そういや弓道って高校の頃のイメージと比べると何か話しやすくなったよね」
弓「…そうかな?(笑)
俺「うん、何かあの頃は壁みたいな…何かそんなのがあったもん(笑)
弓「ああ、あの頃は人見知りじゃったけんなぁ」
俺「ああ、そうなん?人見知りあったん?」
弓「んー―…確かに人見知りもあったけど、
  あの頃は何か思春期でさ(笑)、
  何かさ、「女友達と仲良くしたいなぁ」って思ってたのね。
  でもさ、大学行ってサークルに入って、
  周りの人に影響されて変わったんよねぇ。」
俺「ああ、それであか抜けたんじゃなー…確かに今の方が話しやすいもの。」
弓「うーん、そうかも知れないね(笑)」


…そんな話を少しして、「また彼女の話は聞くよ」って話をして駅を後にして、
ぼかぁ一人で駅前を歩きながらあの頃の事を思い出していた。
それと同時に「もしあの頃に今の俺と今の弓道娘が出会ってたらどうなったろう」と考えていた。
もしかすると付き合っていたのかも知れないし、今と同じように振られたのかも知れない。
でもそれってどうなっていたかは知らないし想像も出来ないし、彼女が居る今考えるべき事でも無いかも知れないけれど―




ただ今思うのは、この弓道娘にしても月島さん*2にしても、
当時は笑って話しさえ出来ないなあと思ってたけど、今じゃ2人とも笑って話をしようと思えば出来る。
まして弓道娘なんてのはちょっと混み入った恋愛の話さえ相談出来たりする。
彼女が出来た今、きっと月島さんにさえ恋愛の相談だなんてのも出来たりするんじゃろう。
じゃけどぼかぁ昔居た元カノに話が出来ない。会う事さえ考えられない。
むしろ何か後ろめたささえ覚えてしまってるので出来れば会いたくさえ無い訳なんじゃけど、
「男の何倍も女の方が大きい物なんじゃな」って事なのだ。




別に弓道娘にも月島さんに対しても恋愛感情なんて持ってない。
個人的には「女友達」じゃし、別にそれ以上なんて望んじゃいない。
ぼかぁ今の彼女とこれからを築いていきたいと照れずに思ってみたりはしてる。
でも弓道娘も月島さんも過去なんて水に流して俺なんかに優しくしてくれている。
そう思った時に「男の何倍も女の方が大きいな」と思ったのだ。










―この文章を打ち込んでる途中で、
弓道娘からの「今日はお疲れメール」の返信が帰って来た。
今日は明日の朝が早いし夜も遅いから、この暖かさを噛み締めて眠ろう。
で、朝になって目が覚めて頭が回り始めたらメールを返そう。
それで泥酔状態でメールを送って不快な思いをさせた彼女には、
明日のどっかで「昨日はごめん」とメールをしよう。


…それじゃ皆さん、また明日。

*1:id:prove_yourself:20050307

*2:id:prove_yourself:20050307の「バスケ部の女の子」。高2の夏に告白してフられる