うましかさん今の思いをぶちまける


ああ、事前に言っとくけど長くてつまんない文章だから、
「なげーよ」とか言う位なら読まなくて良いよ。
僕は今割と幸せでエンドレスエイトの様な日々でも楽しんでるから。
それだけ分かればブラウザの「戻る」ボタンでもクリックしといて構いません。

それとこの日記って別にコメントを残せる様な日記じゃないのは分かってるから、
この日記に関してはコメントは無理につけなくてくんなくても良いです。
でももしあなたが何か思う事があってコメントを残してくれるのであれば、
僕は全力でそれに対してのレスポンスはするから。絶対に。




僕は専門を卒業した2007年の4月に前の会社に入社して、
ぼかぁ初めての営業グループって事で社長の息子の専務ってのと一緒に行動してたんだ。
この専務ってのは中小企業*1のウチの中では、
機械設計も出来ちゃうし営業も出来ちゃうし経営的な面も出来ちゃう、
もう本当の意味での中心人物。「この人居なくなったらやべーよ」って言う位。
でも設計グループなんてのは後進が育って来てて、
専務も話を聞く限りグループ長や俺の同僚なんてのは高く評価してたし、
今まで営業活動をやってなかった会社の将来に危機感を覚えてたから、
「新規の顧客開拓をやんなくちゃね」って事で俺と一緒に色々と行動してたんだね。

そうなって来ると専務ってのと行動を共にする時間が必然的に長くなって来てた。
いわゆる「出来ない子」じゃった俺は怒られる事も多かったけど、
その長い時間の中で専務が何を期待してるのか、どういう意図で俺に怒ってたのか、
そういう事はきちんと話してくれたし、俺もこう思うって事は本音で話してた。
だからこそ「この人はきちんと俺の事を見てくれて親身で話してくれてる」と思ったし、
「この人にだけはきちんと恩を返さないと嘘だ」と思ってた。
だからこそストレスは溜まってたけどモチベーションは高く保ててた。
「恩を返す」=「立派な営業部員になって仕事を取って会社に利益を返す事」と思ってたし。


でもちょっと前に専務から俺の携帯電話に電話があって呼びだされ飲みに行った。
そこで伝えられたのは「申し訳ないが俺は辞める」と言う事。

その詳細はちょっとここでは書けないけど、
それまできちんと社内の様子を見ていれば専務を切る事なんて出来ないはずだと思った。
で、ぶっちゃけそっから会社に行くのは苦痛でしか無かった。
社長は1度「ダメだ」と思ったものはひっくり返さない人だから、
「ダメ社員」の称号を頂いたぼかぁこの会社に居続ける限り俺は「ダメ社員」として見続けられる。
その思いがあるから俺の事は基本あんま相手にしてない感じを受けたし*2
時々俺を呼べばあれやこれやとお説教タイムが始まる。
そんな中で9月18日の定時後、「今月末で辞めてくれ」と言われた。
…実際の所なんて知りたくもないし、どうだって良いけどね。


で、辞めた後専務から呼び出されてお宅へと伺い、
夕食までご馳走になって今までの事や、これからの事。そりゃぁもう色々とお話をした。
でもあの人も昔の様などこか疲れた感じでは無く、充実感に溢れていた。
奥さんも家庭の時間が取れなかったという昔と比べ、
「今は家族の時間も取れるわ^^」とお子さんの世話をしつつに幸せそうだった。
俺が偉そうに言えた立場じゃないけど「これが一番良かったんじゃないかな」って。
で、それを見ながらやっぱお金は必要じゃけどお金が全てじゃないよねだなんて思った。
また、どこかであの人と会えるのならもう1度会ってお話がしたいね。




まー、通告された時は個人的にはショックもあったけど、
「このままやってたら多分俺肉体的にも精神的にも潰れるわ」と思ってて、
そういう面ではちょっとホッとした部分もあったんだ。
で、そっから今までの約1ヵ月半くらいは「人生の休み時間」って考えて、
連れと飲みに行ったり、静岡や大阪に行って*3めがっさ楽しませて貰ったり、
家に籠って履歴書を書いて面接を受けたりバスケをしたりする毎日じゃった。
そら「今の俺って世の中に必要なのかしら」とか思ってしまったり、
書類選考で落とされた時には俺の人生を全否定された様で辛かったけど、
決まった今から思えば、んなこたぁ笑い話になってる気がするんだ。


まぁ、他の人から見れば正直遠回りじゃろう。俺もそう思う。
だけど、「ジターバグ」じゃないけど「遠回りする度に見えてきた事もあった」し、
改めて「早く着く事が全てじゃない」って事も実感出来た。
そう言う意味ではこの1ヵ月半ってのは俺の中ですげー大きな期間だったし、
多分この経験は今後の人生に活きるんじゃないかなって思うんだ。
次の職場では11月9日から働くけど、ちょっと頑張ってみるよ。うん。

*1:従業員20名程

*2:自分の仕事で手一杯だったのかも知れないけれど

*3:id:prove_yourself:20090921