『普通に生きる』それがすげー


今日は専門の頃に知り合って、
今はアメリカへ留学した友達がこっちに帰って来てるそうなので、
彼と一緒にバスケットをやってた訳でぇございます。
でまぁ彼とは久しぶりに会うとゆー事もあり話したい事は沢山あって、
『こんな事もあったよね』だなんて思い出話にも花が咲いた訳でぇございます。
んでまぁそんな話をひとしきりした後に『アメリカはどうよ?』的な話になった訳です。
そったら彼はこんな事を俺等に言った訳でぇございます。



『英語もあんま喋れんし周りも日本人は俺1人みてーなモンじゃわな。
 そんな中で時々「何でここに居るんじゃろ」って考えるわな』


―そりゃあ言ってしまえばさ、
タイ米の中に1粒だけ日本米が混ざってる様なモンじゃけんね。
要するに周りは英語とゆーもはや別次元の言語を扱い、
日本人を探そうにも周りには殆ど日本人は居ないらしい。
俺なら1週間も居れば『もう嫌だ』とブルーになっちまいそうな生活。
でも彼はブルーにはならずに『何でここに居るんじゃろ』と考えている。
そしてその偶然さえ楽しんでいる様な気がした。





…『偶然さえ楽しむ』ってスタンスは何処かで見た様な感じがした。
そうだ、『水曜どうでしょう』で散々ぼかぁそれを見て来たんだっけな。
サイコロを振って出た目に沿って行動する…これは*1まさに『偶然』の産物。
で、『めんどくせーよ』とか『ダメ人間!』とか言いながらも、
何だかんだって旅を楽しんでいる…様にぼかぁ見えるんだ。
彼の行動にもそれに似た様な物がぼかぁ見えた様な気がしたんだ。


正直ね、地元に残ってリーマンやってる俺からすればそれが羨ましく思えたんだ。
そりゃぁアメリカだ。日本とは色々な部分でスケールも違うじゃろうし、
アメリカで色々な知識を吸収できればこっちに帰った時に大きな人間になれる。
こんなステキな事って、そう無いと思うんだよぼかぁ。
でもね、俺の生活じゃってなかなかにステキじゃと思うんだよ。
普通のリーマンとして普通の会社で普通に営業の仕事を黙々とこなして、
週3とかでバスケやって休日はゴロゴロしたり友達と遊んだりしてさー。



そんな風に考えれば彼の行動を羨ましがる必要などなくって、
ぼかぁ僕の道をゆっくりでも良いから歩いていけば良いだなんて、
そんな当たり前の事をぼかぁ今更ながらに再確認してしまう訳です。


何つーのかな、『普通に生きてるってだけでもすげえんだぜ?』みたいなね。

*1:番組初期の彼らに関しては