たかがメール、されどメール


こう、最近女の子を紹介されてメールを始めたんじゃけども、
なかなかメールと言うのは難しいなぁと思う訳でぇございます。
特に俺が今までこの類の事が上手く行った事の無い人なんで、
余計にそう思ってるだけかも知んないけど、やっぱ難しいです。
今まで連れが『メル友と遊んだ』だとか言ってるのを横で聞きつつ、
『こ、こいつは一体どんなメールをしてるんだ…』と思いながらも、
その流れに何だか憧れと劣等感を抱いていた訳でぇございますが、
そんだけではどうも女の子は俺に興味さえも持ってくれないみたいです。


何と言いましょうか、
『たかがメール位ある程度会話はするけど自分の好きな事を打たせてけれ』とは思うけど、
でもそれじゃこう、メールだなんてのは長続きしないみたいですよ、奥さん。
実際俺も何度かメールを見てダメ出しをされた経験がありますだ。
『もっとこう、絵文字の使い方を考えれ』だとか『送る感覚をあんま早くすんな』だとか。
ぼかぁそのアドバイスを聞きながらも『何でそんなメールごときで人間は遠慮しあうんじゃろ』
とか思った訳でぇございます。自分の感情を伝える1ツールでしかないのに、だ。




―あー、しっかしメールが帰ってこねぇな…。